安養寺

私達は基本的にわがままな存在です。自分の都合で自分中心の考えで行動してしまいます。坐禅によって手を組み足を組むことにより、わがままが暴走しない為に坐禅するのです。

１ヶ月に一度、最終日曜日に坐禅会がありますが、非日常の時間であり、非日常の時を過ごすのは頭の中がスッキリします。この効果は絶大で、参加してよかったと思われることでしょう。

素人の考えでは何にもしないでじっと坐っているだけではつまらない。と聞いたことがあります。姿勢を整え、深い呼吸をすることにより、日頃忘れている自分の生命の営みを深く考えることができます。

坐禅中は思いや考えを追及して行きません。追及していくと「のぼせ」につながるのです。人間は生きており、起きていると何かを考えます。無心になって坐るというのは、なかなか不可能なことです。もちろん坐禅中に考えてもよろしいのですが、その考えを追っかけて行かないのが大切な修行になります。

坐禅の後は、胡麻塩をかけていただく、あたたかい朝粥（あさがゆ）をごちそうしています。是非一度参加してみて下さい。