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仁王像

《光明山頭(こうみょうさんとう)に霊光(れいこう)を仰ぎ(あおぎ)聳立仁王(そびえたつにおう)往来(おうらい)を睨む(にらむ)阿吽佛徳十方(あうんのぶっとくじっぽう)を照らす(てらす)面相眼力(めんそうがんりき)安養に護る》

 

「光明山安養寺の境内に霊の光を仰ぎ見るとそびえたっている仁王が人が往来するのを、にらんでいます。阿吽の姿は全体(すべて)を照らしていて、顔の迫力、眼の力ですべての人を安らかにまもっています。」

 

 仁王様の阿(あ)は、人間の産まれる時の「おぎゃあ」の「あ」です。吽(うん)は人間が死に至る際、「う~ん」と息を引き取って亡くなっていく時の「うん」です。つまり私達は阿と吽の間を生きています。皆様にその間を通って本堂にお詣りし、生命を今一度実感していただきたいのです。

 上記そして、右上の写真にあります、七言絶句(しちごんぜっく)の法語は、私が開眼入佛供養の際につくったものです。どうぞ味わってみて下さい。

 

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